2009年3月まで博士課程に在籍していた清水(宮坂)です。2005年から2007年にかけてスイス・ローザンヌへ留学し、帰国直後から名古屋の美術館に勤めていたので、留学前のゼミ以来お目にかかっていない方がほとんどで、すっかりご無沙汰いたしております。2009年に結婚を機に美術館を退職して、東京に戻ってきました。
昨年末には長男が誕生し、間もなく9か月。たとえ夜中に幾度か起きても、翌朝早くから元気いっぱいで目覚める溢れんばかりのエネルギーに圧倒されながら、育児の合間に家事をしているうちに、いつのまにかまた夜になっている、という日々を送っています。授乳・おむつ・食事・おむつ・授乳・昼寝・おむつ…と毎日同じような繰り返しの反面、寝返り、おすわり、予防接種、離乳食など、驚くほどのスピードで変化していく乳児期の成長に合わせて、次々と新しい出来事に出合う日々でもあります。最近の息子は、寝返りとはいはいを組み合わせて、僅かの間に思わぬ所まで移動し、様々な物に興味を示して触ったり口に入れたりするようになり、目が離せなくなってきました。生まれたばかりの頃は、あまり力を入れて持つと怪我させてしまうのではないかと、おそるおそる抱っこしていたのに、今ではコンセントに手を伸ばそうと這っていくのを必死で引き戻しています。
今後しばらくは育児に最も手のかかる時期だと思いますが、息子がもう少し大きくなり家族に預けて夜でも外出できるようになったら、またゼミ会に参加して皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています。